2017年7月15日掲載
法人設立後初となる記念すべき大会が盛大に開催される
2017年ICOI日本支部総会・学術大会開催

世界最大規模のインプラント学術団体であるInternational Congress of Oral Implantlogists(ICOI)のAsia Pacific section統括事務局のもとで活動してきた日本事務局が、2016年11月をもってICOI Japanとして発足し、嶋田 淳理事長のもとで法人化された。本大会は、法人設立後初となる記念すべき会となった。
大会初日となる15日は、嶋田 淳理事長(明海大)、河津 寛大会長(東京都開業)、Kenneth Judy氏(ICOI会長、ニューヨーク大)の挨拶で幕を開けた。その後、Thomas J. Han氏(南カリフォルニア大)の海外招待講演が行われた。Han氏はインプラントの審美症例においてMIアプローチを行うための診断について自身の症例をもとに解説した。
16日には、依頼講演として矢島安朝氏(東歯大)、林 揚春氏(東京都開業)、佐藤公則氏(医師・大分県開業)、山本敦彦氏(大阪府開業)、林丈一朗氏(明海大)、高崎義人氏(東歯大)が登壇。超高齢社会におけるインプラント治療、抜歯後即時埋入、上顎洞合併症、レーザーを応用したインプラント周囲炎の治療など、現在注目されている各種トピックスが取り上げられた。また、歯科技工士セッション、歯科衛生士セミナーも同時に行われ盛況となった。