2018年2月24日掲載
日歯の歴代役員、各界の著名人が全国各地から集う
大久保満男氏、旭日重光章受章祝賀会が大盛況となる

発起人代表である箱崎守男氏(元岩手県歯科医師会会長)の開会の辞でスタートした会は、三師会会長をはじめ、各界の著名人が祝辞を披露。笹川陽平氏(日本財団会長)、武見敬三氏(参議院議員)、辻 哲夫氏(東大特任教授、厚生労働省元事務次官)、大島伸一氏(国立長寿医療研究センター名誉総長)、山口 建氏(静岡県立静岡がんセンター総長)など、それぞれが大久保氏とのエピソードを交えながら1時間以上を要するほどの心のこもったお祝いの言葉が送られた。
大久保氏は謝辞の中で、今回の受章のきっかけにもなったという48年にわたる歯科医師会の活動について回顧。まず、静岡市歯科医師会理事として市行政とともにう蝕予防のための公衆衛生活動に尽力したこと、つぎに平成元年からスタートした「8020運動」には静岡県歯科医師会専務理事として、そして平成18年から9年間、日本歯科医師会会長として、歯科医療を「生きる力を支える生活の医療」と掲げ、歯科界発展のために組織のあるべき姿について追求してきたことなどについて触れ、最後に、今回の受章のみならず多く仲間との出会いに感謝の意を示した。
その後の祝宴では、大久保氏が各テーブルを回り一人一人丁寧に話しかける様子なども見られた。くしくも当日は本人の誕生日ということもあり、大久保氏を慕う多くの仲間が祝ってくれたことで、大久保氏の表情も一段とにこやかな笑顔になっていた。