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2018年9月2日

「2018年度 東京SJCDテクニシャンミーティング」開催

意欲ある歯科技工士が参集

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 さる9月2日(日)、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都)にて、「2018年度 東京SJCDテクニシャンミーティング」が開催された(東京SJCD主催、原田和彦会長)。本ミーティングは、日本臨床歯科医学会(Society of Japan Clinical Dentistry、以下SJCD)の東京支部が、学会に移行する以前のスタディグループ時代から年に1回行ってきた、所属歯科技工士のための発表の機会。例年、多数の意欲ある歯科技工士が参集しており、今回も70名あまりが参集する盛会となった。以下に、演者と演題を示す。

・「今の職場と実家の技工所での効率面における作業工程の比較」(小竹脩介氏、Smile Exchange)
・「作業用模型の製作『ジロフォーム』を使用した模型精度の向上と効率化(佐々木一樹氏、Smile Exchange)
・「耐火模型、セットアップ模型の製作」(鈴木健太氏、Smile Exchange)
・「LiSi Press とe.maxの比較検証」(権 和加子氏、Smile Exchange)
・「形態修正用のジグについて ―審美修復治療における歯科技工士としての関わり合い方―」(田頭朝子氏、加部歯科医院)
・「インスタントカスタムシェードガイドを用いた一症例」(平島真悟氏、ウエマツ歯科医院)
・「日常臨床でのPFZ修復 ~PFM修復を経て~」(堀田一正氏、おざわクリニック)
・「TRIOSを使った補綴の進め方とCAM機の現状」(片野 潤氏、原宿補綴研究所/DIO Digital)
・「残存歯との調和、自然観を意識した上顎中切歯審美症例」(片川紘輔氏、Sway Dental Labo)
・「インプラント上部構造の形態を技工士サイドから考察する」(鈴木和之氏、VIVO Dental Studio)

 会場では、フレッシュな顔ぶれの若手~中堅歯科技工士が登壇するなか、質疑応答も活発に行われた。講演内容自体はもちろん、臨席したSJCD所属の有名歯科技工士や歯科医師によるアドバイスやヒントも多く得られ、充実した一日となった。