さる7月19日（日）、大手町三井ホール（東京都）において、新世代ホワイトニング最新技術セミナー（ホワイトエッセンス株式会社主催）が「ホワイトニングは光触媒から炭酸水素塩へ」をテーマに開催された。

　本セミナーでは新型コロナウイルスの影響を受け、当初予定していた会場よりもより広い会場に変更し、入り口での検温、アルコール消毒が徹底された。会場内では、スタッフはすべてフェイスシールドとマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを確保するために、座席は十分な間隔を取る形で設けられた。

　前半は、道下雅和氏と浅木隆夫氏（ともにホワイトエッセンス社）より新ホワイトニング材「ホワイトエッセンスホワイトニングプロ」とその専用照射器「WELightクラスⅡ」の開発経緯および特長、さらにはそれらを用いた「技術＆ノウハウ」について述べられた。

　後半は、大槻昌幸氏（医歯大大学院う蝕制御学分野）が「炭酸水素塩ホワイトニングの効果とメカニズム　従来のホワイトニングとの比較」と題し、太田和秀氏（東京都開業）が「ホワイトニングの導入成功ポイント」と題し、それぞれが研究データや実体験を基にした講演を行った。

　本セミナーは、加盟する歯科医院以外に向けた初の技術セミナーとして開催され、成功裏に幕を閉じた。次回は、同様のセミナーを多少の変更を交えながらきたる9月27日（日）に都内にて開催する予定である。