2009年5月27日掲載

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>
 さる5月27日(水)、歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。  冒頭、大久保会長は新型インフルエンザの感染拡大について、「終息するとは思っていない。今後は今回の新型インフルエンザが変異し、強毒性になる恐れもある」と危機感を募らせた。  また、5月15日(金)には舛添要一氏(厚生労働大臣)と日歯、日本医師会、日本薬剤師会、日本看護協会の4師会で新型インフルエンザ対策について意見交換を行ったことが報告され、そのなかで大久保会長は、「感染者の緊急歯科治療に備え、陰圧テントや防護服などの感染防止の必要性を舛添氏に要望した」と述べた。  今後の課題については、「感染者の外来を受け付ける拠点病院に歯科がない場合の対応についても考えなければならない。今後は学会とも議論し、危機管理としてインフルエンザ対策に取り組みたい」と述べた。

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