政治|2025年7月4日掲載

17日間の選挙戦に突入し、比嘉氏に熱い必勝コールが注がれる

日歯連盟、組織代表・比嘉奈津美氏の参院選出陣式を開催

日歯連盟、組織代表・比嘉奈津美氏の参院選出陣式を開催

 さる7月3日(木)、歯科医師会館において、第27回参議院議員通常選挙(公示日2025年7月3日/投票日7月20日)の実施にともない、比嘉奈津美氏(参議院議員)の再選を祈願した出陣式(日本歯科医師連盟主催、以下、日歯連盟)が執り行われ、数多くの歯科関係団体・企業人らが会場に参集した。

 冒頭、太田謙司氏(日歯連盟会長)より日歯連盟の組織代表として送り出す比嘉氏の出陣式に多くの関係者が集まったことへの御礼の言葉が述べられた。続けて、応援に駆けつけた山田 宏氏(参議院議員)、石島弘己氏(東京都歯科医師連盟会長)、加藤勝信氏(財務大臣)、高橋英登氏(日本歯科医師会会長)による挨拶が行われた。それぞれの立場からこれまでの比嘉氏の活動を振り返り、「今こそ歯科界がひとつになるべき」と強調し、「政界に歯科界の声を届けるにあたり比嘉氏を落選させることは断じてあってはならない」と、比嘉氏への支援をよびかけた。

 その後は、比嘉氏による演説が行われた。比嘉氏は、2023年12月に行われた日歯連盟の第150回臨時評議員会後の定例会見にて、組織代表としての推薦決定を報告した約1年半前から「少しでも安定した選挙にしたい」と今回の参院選に向けて休日返上で遊説を行ってきた活動を振り返った。そして、歯科医療従事者は日々血液や唾液といった感染源と隣り合わせの環境のなか、物価高騰のあおりを受けながらも衛生管理を徹底して患者・スタッフの安全確保に努めていることを強調し、「現場を支えている関連企業・団体を含む歯科医療職の皆さまに良い風を吹かせ、明るい前途のために頑張ってまいります。お力添えのほどよろしくお願いいたします」と締めくくった。

 最後は、比嘉氏の再選を祈願し代表者らによる縁起だるまへの目入れならびに必勝コールが行われ、盛大な声援が送られた。

 近年、「経済財政運営と改革の基本方針」に歯科の文言が充実し、歯科界に光明が差しつつある。文言を政策に反映するとともに制度を具体化していき、歯科界の明るい未来のためにも比嘉氏の再選が望まれる。

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