社会|2026年4月6日掲載
2年ぶりに新体制にて再始動
新ネコの会開催
さる4月5日(日)、兵庫県中央労働センター(兵庫県)において、新ネコの会が開催された。本会はもともと岡崎好秀氏(国立モンゴル医学科学大学客員教授)により公衆歯科衛生研究会(ネコの会)として長年開催され、一昨年にいったん終了となったが、氏を慕う有志が実行委員として立ち上がり、このたび新体制にて再始動した。当日は、開催を待ちわびていた約150名の参加者が現地に参集した。
講演では、歯科の枠組みにとらわれない11題の講演が行われた。以下に演題と演者を示す。
「~お口ポカンの落とし穴~ 誰も気づかなかった口腔機能論」岡崎氏
特別講演1「耳鼻科医が見たイルカの口腔・呼吸機能」植草康浩氏(歯科医師・医師)
「テーマパークのヒミツ ~スタッフとゲストの笑顔を絶やさない仕組み~」杉崎聡紀氏(レジャーコンダクター)
「上流医療2.0 ~炎症性サイトカインの二面性を知る~」今井一彰氏(医師、みらいクリニック)
「食べる力の秘密公開! ~しているようで、できていない!? 食べる力は『姿勢』と『目』から育つ~」西川岳儀氏(大阪府開業)
「日本一のサッカースタジアムを目指す“おもてなしの技”」小柳貴史氏(株式会社ToothTooth代表取締役社長CEO)
「セイウチに魅せられて」澤田達雄氏(大分マリーンパレス水族館「うみたまご」飼育部獣類グループ)
「Dr.リトーの今日からできる『沖縄式リトリート』 医師が教える“健幸“になる休み方」城所 望氏(医師、南の島の健築アドバイザー)
特別講演2「胎内記憶は人々を幸せにする」池川 明氏(医師、池川クリニック)
「ジャイアントパンダに竹は必要なのか?」中尾建子氏(アドベンチャーワールド副園長)
「出た出た!なじなじ! 『歯周病コミック』~負けじと物ネタ満載!スペシャル~」北折 一氏(健康演出アドバイザー、元NHK「ためしてガッテン」演出担当デスク)
特別講演1の植草氏は水族館の診療支援に携わっている立場から、イルカの生態や解剖学的特徴について解説。「哺乳類の基本型であるイヌに比べると、イルカやヒトは大きく逸脱している」と前置きしたうえで、イルカの歯や頚椎の特徴に始まり、エコーロケーション(反響定位)を優先すべく機能を進化させてきた過程や、ストランディングに関する雑学について語った。
また、特別講演2の池川氏は2007年以来の再招聘となった。人々の幸せには富や名声よりも人間関係が大いに影響するとしたうえで、母子の健幸と密接にかかわる胎内記憶について、自身も出演しているドキュメンタリー映画の内容などを交えてその実際を示した。
なお、上記の講演を含む40名以上の演者による講演のWeb配信が、きたる2026年5月1日(金)から5月31日(日)に予定されている。