2021年1月18日掲載
人生100年時代に必要な男性学
勝ち組歯科医の皆さんへ (第1回)
第1回:知っているようで知らない男性学って何?
男性だからこそ抱えてしまう悩みや葛藤を対象にした学問
はじめまして。このたびご縁をいただき、歯科医療関係者向けに「新聞クイントONLINE」の連載を担当することになりました田中俊之です。本連載では、私が研究している「男性学」についてご紹介していきたいと思います。
男性学とは、男性だからこそ抱えてしまう悩みや葛藤を対象にした学問です。男性が「男性だから抱えてしまう悩みや葛藤とは何?」ということになりますが、例えば男性は家庭をもつと一家の大黒柱と言われ、サラリーマンであれば定年退職まで働かざるを得ませんよね。歯科医師の先生方の大多数は、病院勤務ではなく歯科医院を開業されていますから、一般的な定年退職というイメージはしにくいかもしれません。歯学部や歯科大学に6年間通って歯科医師国家試験に無事合格し、歯科医師人生がスタートするわけですが、いくら歯科医師という仕事がつらくても、辞めるという選択はほとんどありえません(歯科医師という資格を活用してビジネスされることはあるかもですが)。男性だから抱えてしまう問題の1つとして、典型的には働き過ぎがあります。