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2021年12月1日掲載

人生100年時代に必要な男性学

勝ち組歯科医の皆さんへ 第12回(最終回)

勝ち組歯科医の皆さんへ 第12回(最終回)
第12回(最終回):自分らしく生きることの大切さ

男らしさを求めてきたかつての社会構造や働き方
 一年は早いもので今回をもって最終回となります。本連載は、私が研究している「男性学」について、歯科関係者である友人の協力のもと、日々の歯科医院でも起きているであろうことを盛り込みながらご説明させていただいています。今回はこれまでの連載でお伝えした内容にもふれながら、本連載のタイトルにもある「勝ち組」について総括したいと思います。

 勝ち組歯科医の先生方は、「男は黙ってサッポロビール」(1979年)、「亭主元気で留守がいい」(1986年)、「5時から男」(1987年)、「24時間戦えますか?」(1989年)というCMのキャッチコピーに代表されるように、昭和の男性像は「男は働くのが当たり前」であり、どちらかというと時間的にもお金にも余裕がある時代を過ごしてきたと思われます。しかし、バブル崩壊後の1990年以降は象徴的なCMも少なくなり、安定を求めた公務員に人気が集まるなど、職業についても変化してきました。なりたい職業のトップにつねにランクインする弁護士や医師をはじめ、受験戦争に勝ち残って歯科医師という国家資格を取得した先生方はある意味、「勝ち組」というわかりやすい答えを手にしているわけです。

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