2021年4月1日掲載
人生100年時代に必要な男性学
勝ち組歯科医の皆さんへ(第4回)
第4回:見栄を捨て、プライドを育てましょう
他人と比較するのではなく自分自身を見つめ直す
春は新生活スタートの季節ですね。3月は受験シーズンの終盤を迎えた合格発表で涙あり笑いありなど、さまざまなドラマがあったことでしょう。歯科医師国家試験に無事合格され、めでたく歯科医師となった皆さん、おめでとうございます。ぜひとも、歯科医師というすばらしい職業にプライドをもち、患者さんが生涯にわたって自分の歯で健康に過ごせるように頑張っていただきたいと思います。
さて今回は、多くの男性を悩ましてやまない「プライド」と「見栄」について考えてみたいと思います。本連載のタイトルにある「勝ち組歯科医」とよばれる先生方は、おそらく他人の意見や社会の流れに振り回されず、自分なりのプライドをもって歯科医療に真摯に取り組み、自己研鑽に励んだ結果、自院の経営をはじめ歯科界で活躍されているのではないかと思います。
男性は、これまで他人と「競争」して勝つということを期待された社会の中で長年にわたって生きてきたので、「医師」や「歯科医師」のように社会的地位の高い職業に憧れをもつことは至極当然でした。しかし、小さい頃から競争してきた結果、多くの男性は勝ち続けることはできませんので「プライド」ではなく「見栄」というものが心の奥底に残りました。残念ですが、ほとんどの場合、男性がもっているのは見栄にすぎません。ここで重要なのはプライドと見栄を区別して考えることです。
プライドとは、自分の納得が大事なわけです。たとえば、歯科医師として患者さんのために良い歯科医療を提供できた際、その成果に誇りをもつことで生まれる感情です。学会や研修会などに積極的に参加して自己研鑽に励み、歯科医師としてプライドをもって自分自身が納得して仕事をしていることが大事です。
一方、見栄は、人目を気にしてうわべだけ取り繕おうとする態度のことです。自分と他人とをつねに比較して、自分が有利な立場でなければ満足できないのです。たとえば「あいつの医院より俺の医院のほうが成功している」とか「同級生のあいつは開業していま年収●●円だけれども、俺は年収●●円だ」とか、「俺は外車の●●だけれども、あいつの車は●●だ」、「俺はタワーマンションの●●階だけれども、あいつはタワーマンションの●●階」など、不毛な争いにすぎません。見栄にこだわる男性は、人との比較でしか自分の価値を測ることができないのです。
したがって、他人と比較するのではなく歯科医師としてのプライドを今一度見つめ直してほしいと思います。自分自身が実践したい歯科医療とはなにか、そのために必要な勉強、不足している要素はなにか、ということをあらためて考えればやるべきことはハッキリしてくるはずです。そして、自分なりのプライドを確立していくことが大切ですし、そうすることで“勝ち組歯科医”に仲間入りできると思います。
春は新生活スタートの季節ですね。3月は受験シーズンの終盤を迎えた合格発表で涙あり笑いありなど、さまざまなドラマがあったことでしょう。歯科医師国家試験に無事合格され、めでたく歯科医師となった皆さん、おめでとうございます。ぜひとも、歯科医師というすばらしい職業にプライドをもち、患者さんが生涯にわたって自分の歯で健康に過ごせるように頑張っていただきたいと思います。
さて今回は、多くの男性を悩ましてやまない「プライド」と「見栄」について考えてみたいと思います。本連載のタイトルにある「勝ち組歯科医」とよばれる先生方は、おそらく他人の意見や社会の流れに振り回されず、自分なりのプライドをもって歯科医療に真摯に取り組み、自己研鑽に励んだ結果、自院の経営をはじめ歯科界で活躍されているのではないかと思います。
男性は、これまで他人と「競争」して勝つということを期待された社会の中で長年にわたって生きてきたので、「医師」や「歯科医師」のように社会的地位の高い職業に憧れをもつことは至極当然でした。しかし、小さい頃から競争してきた結果、多くの男性は勝ち続けることはできませんので「プライド」ではなく「見栄」というものが心の奥底に残りました。残念ですが、ほとんどの場合、男性がもっているのは見栄にすぎません。ここで重要なのはプライドと見栄を区別して考えることです。
プライドとは、自分の納得が大事なわけです。たとえば、歯科医師として患者さんのために良い歯科医療を提供できた際、その成果に誇りをもつことで生まれる感情です。学会や研修会などに積極的に参加して自己研鑽に励み、歯科医師としてプライドをもって自分自身が納得して仕事をしていることが大事です。
一方、見栄は、人目を気にしてうわべだけ取り繕おうとする態度のことです。自分と他人とをつねに比較して、自分が有利な立場でなければ満足できないのです。たとえば「あいつの医院より俺の医院のほうが成功している」とか「同級生のあいつは開業していま年収●●円だけれども、俺は年収●●円だ」とか、「俺は外車の●●だけれども、あいつの車は●●だ」、「俺はタワーマンションの●●階だけれども、あいつはタワーマンションの●●階」など、不毛な争いにすぎません。見栄にこだわる男性は、人との比較でしか自分の価値を測ることができないのです。
したがって、他人と比較するのではなく歯科医師としてのプライドを今一度見つめ直してほしいと思います。自分自身が実践したい歯科医療とはなにか、そのために必要な勉強、不足している要素はなにか、ということをあらためて考えればやるべきことはハッキリしてくるはずです。そして、自分なりのプライドを確立していくことが大切ですし、そうすることで“勝ち組歯科医”に仲間入りできると思います。