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2022年6月号掲載

第5話:訪問診療での感動エピソード

絶食から経口摂取へ――忘れられない「チョコレート記念日」  今回は、摂食嚥下障害があったものの、訪問診療でかかわらせていただくうちに、とても良い方向に進んだ患者さんの事例をご紹介します。  その患者さんはパーキンソン病であるものの、それまでは保育園のボランティアや、カメラ好きで撮影した写真の編集もパソコンでできるほど、とても活動的でした。しかし、誤嚥性肺炎を発症し入院され、初期の嚥下評価で絶食となり3か月間経口摂取どころか嚥下訓練もまったくされないまま、中心静脈栄養となり自宅に帰ら...

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