さる11月8日（土）、9日（日）の2日間にわたり、九州大学百年講堂大ホール（福岡県）にて、「JIADS×KIDS特別シンポジウム2008」（（株）インプラント・イノベイション・ジャパン、福岡デンタル販売（株）協賛）が、盛大に開催された。本シンポジウムは、テーマを、「時代のスタンダードを考える　歯周治療とインプラントの最前線」とし、20周年を迎えたJIADS（小野善弘主宰）と10周年を迎えたKIDS（榊　恭範主宰）の合同開催によるもの。
　2日間にわたって、両グループ6名ずつ計12名が基調講演を行った。

JIADS：小野善弘氏、奥田裕司氏、浦野　智氏、松井徳雄氏、佐々木　猛氏、瀧野裕行氏
KIDS：榊　恭範氏、上田秀朗氏、大村祐進氏、白石和仁氏、小松智成氏、重田幸司郎氏
　2日目の午後には総括としてシンポジウムが行われた。シンポジウムでは、根分岐部病変への対応、歯肉のバイオタイプ：thin-Scalopped、thick-flatによる対応の違い、メンブレンの有効活用法、前歯部審美部位のリカバリー方法などについて、盛んなディスカッションが行われ、聴衆は固唾を呑んで聞き入っていた。