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2021年4月22日

日本歯科医学会、第24回日本歯科医学会学術大会に関する記者会見を開催

開会講演にて松村真宏氏、公開講演では池上 彰氏が登壇予定

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 さる4月22日(木)、歯科医師会館において、第24回日本歯科医学会学術大会(日本歯科医師会、日本歯科医学会主催)に関する記者会見が開催された。日本歯科医学会学術大会は、歯科医学の科学および技術の研究成果を総合的に普及開発することを目的に、4年に1度開催している歯科界最大の学術大会である。今回はきたる9月23日(木)から25日(土)の3日間にわたり、パシフィコ横浜よりオンライン配信にて開催される。

 会見ではまず、会頭である住友雅人氏(日本歯科医学会会長)より挨拶ならびに本学術大会開催の意義について説明がなされた。本学術大会は、「逆転の発想 歯科界2040年への挑戦」をメインテーマに掲げ、感染症拡大の影響を考慮しオンラインにて開催する(併催行事である日本デンタルショー2021はパシフィコ横浜展示ホールにて開催予定)。なお今回は、講演後約1か月のオンデマンド配信を行う新形式が採用される。

 次に準備委員長の松村英雄氏(日本歯科医学会副会長)より開催概要が説明された後、学術部会長の川口陽子氏(日本歯科医学会副会長)より、今回の学術プログラムは43の専門分科会・認定分科会と地区歯科医師会からの公募にて、多くの演題(公募セッション20演題、シンポジウム25演題、e-テーブルクリニック35演題、 e-ポスターセッション456演題)が集まったことが発表された。なお、日本歯科医師会からは、東京オリンピック・パラリンピックの開催にともないスポーツ歯科に関連したシンポジウム、また大規模災害時の歯科保健医療に関する2演題が企画されている。川口氏は、今回オンデマンド配信を採用していることからすべてのテーマをみることができる、質問の回答が得やすいなどのメリットを挙げ、最新の情報交換ができる学術プログラムであることを強調した。

 最後に、事務局長の小林隆太郎氏(日本歯科医学会総務理事)より開会講演・公開講演の概略について説明がなされた。まず初日の9月23日に小泉進次郎氏(環境大臣)による開会講演1「命と健康を脅かす気候変動を食い止めよう」、松村真宏氏(阪大大学院経済学研究科教授)による開会講演2「仕掛学~人を動かすアイデアのつくり方~」、そして最終日の9月25日には池上 彰氏(ジャーナリスト)が公開講演「ニュースから世界を見る」が開催される予定。

 なお、学術大会の詳細はこちらをご参照いただきたい。