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2009年12月5日

第16回JIADS総会・学術大会開催

米国のDr.James J.Hanrattyの特別講演などが行われる

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 さる12月5日(土)、6日(日)の両日、大阪大学コンベンションセンター(大阪府)において、第16回JIADS総会・学術大会(宮本泰和理事長)が開催され、315名が参集した。

 初日の午前はJIADS CLUB会員による発表が行われ、8名の演者が登壇。歯周外科治療や矯正治療を用いた症例から、再生療法やインプラントを応用したものまで、幅広いテーマの演題がつづいた。

 初日の午後および2日目は、米国マサチューセッツ州にあるDr.Myron Nevinsのオフィスで歯周病治療とインプラント治療を行っているDr.James J.Hanrattyが、「Incorporating Periodontal and Implant Surgery in the Restorative Treatment Plan」と題して特別講演を行った。専門医制度が確立している米国において、審美修復治療を成功に導くために専門医同士でどのように連携し治療を進めていくべきか、そのアプローチの実際を歯周病専門医の立場から講演。補綴前処置としての根面被覆術や歯槽堤増大術、歯冠長延長術など歯周外科処置の重要性を述べるとともに、より確実なインプラント治療を行うために必要なステップを数多くの症例とともに解説した。

 また、初日の午後には歯科衛生士セッションも行われ、多数の熱心な歯科衛生士の姿がみられた。