企業|2026年3月17日掲載

「スプリントが創造する未来2」をテーマに

第19回DNA特別懇談会開催

第19回DNA特別懇談会開催

 さる3月15日(日)、株式会社ヨシダ本社(東京都)において、第19回DNA特別懇談会(株式会社ヨシダ主催、山中一剛代表取締役社長)が「スプリントが創造する未来2~領域を超え、生命のリズムと共鳴する。」をテーマに開催された。2014年よりスタートした歯科医療の次代を創造する活動「Dental Next Action(DNA)」の特別懇談会は、今回で第19回目を迎えた。

 開会後、主催者を代表して山中氏は挨拶のなかで、自身の経験から医科と歯科の垣根を越え、「異業種・多職種連携」を目指すことになったエピソードを語り、4名の講師陣と参加者との活発なディスカッションが行われることに期待を寄せた。

 引き続き、櫻井 武氏(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構副機構長)による講演「人工冬眠が拓く医療応用」では、冬眠と睡眠の違いや、睡眠不足が及ぼす影響、

 睡眠を操る脳の仕組み、睡眠とのつきあいかたなどについて概説。また、人工冬眠様状態をヒトに誘導する医療への応用など、示唆に富んだ内容を披露した。

 槇 宏太郎氏(昭和医科大学歯科病院長、特任教授)による講演「オーラルサーモが開く未来―歯科からつなぐ健康の架け橋―」では、自身が開発に携わったウェアラブルセンサー「オーラルサーモ」の開発経緯をはじめ矯正歯科治療の現状と課題などにも言及し、口腔内測定による生体情報を活用した歯科の可能性について語った。

 奥野健太郎氏(大阪歯科大学高齢者歯科学講座講師、同大学附属病院睡眠歯科センター)による講演「睡眠歯科のNext Action―睡眠改善という新たな歯科医療価値の創造―」では、「下顎位」「気道」「睡眠」「循環」の4つのキーワードを挙げながら睡眠時無呼吸症群の発生機序やその対応についてわかりやすく解説するとともに、内視鏡を鼻腔から挿入する実演も行い会場の注目を集めた。

 吉田茂治氏(埼玉県開業)による講演「Airwayを考慮した歯科治療」では、臨床現場で遭遇する閉塞性無呼吸の潜在患者に対して、問診票を活用した事前のリスク評価や、3Dプリンタを用いたオーラルアプライアンスの製作症例などを供覧し、歯科から医科へアプローチする必要性と他科との連携についてわかりやすく解説した。

 なお、次回はヨシダグループ120周年記念として、きたる8月2日(日)、東京国際フォーラムにおいて、第20回特別講演会を開催予定。

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