社会|2026年3月16日掲載

「5-D Japan Next generation~次世代への継承~」をテーマに

5-D Japan第15回総会開催

5-D Japan第15回総会開催

 さる3月15日(日)、浅草橋ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス(東京都)において、5-D Japan第15回総会(石川知弘氏、北島 一氏、福西一浩氏、船登彰芳氏、南 昌宏氏:ファウンダー)が「5-D Japan Next generation~次世代への継承~」をテーマに開催された。

 まず、福西氏(大阪府開業)による挨拶の後、奥野幾久氏(大阪府開業)、藍 浩之氏(愛知県開業)のモデレーターのもと、午前のセッションが行われた。演題および演者を以下に示す。

「上顎前歯部にPET(Partial Extraction Therapy)を用いてインプラント治療を行った症例の考察」平木智光氏(富山県開業)
「義歯・インプラントを用いて咬合再構成を行った症例」古橋拓哉氏(静岡県開業)
「審美領域インプラント周囲軟組織裂開症例に対して、リカバリーを行った一症例」馬庭 望氏(兵庫県開業)
「審美障害を持つ前歯部複合欠損症例に対し、硬・軟組織造成にてリカバリーを行なったインプラント症例」小貫裕之氏(千葉県開業)

 なかでも小貫氏は、上顎前歯部におけるインプラントの唇側埋入による審美障害と歯根破折を主訴とした患者に、可及的に低侵襲な術式を選択しながら硬・軟組織の再建を行った症例を供覧。前歯部の審美性にはインプラントポジションだけでなく、その周囲の硬・軟組織の存在が大きくかかわると締めくくった。

 午後は、福西氏、南氏(大阪府開業)のモデレーターのもと、以下の講演が行われた。

「DIAGNOSIS…DIAGNOSIS…DIAGNOSIS」荒谷昌利氏(埼玉県開業)
「既根管治療歯の予後のためにすべきこと~支台築造と歯質の可及的保存を考える~」椛沢岳芳氏(神奈川県開業)
「エンド・ペリオ病変、恐るるに足らず」石川 亮氏(兵庫県開業)

 なかでも石川 亮氏は、氏が日常臨床のなかで用いているエンド・ペリオ病変の治療方法をフローチャート化し提示。そのうえで、症例をとおして根管治療の成功基準、歯周組織再生療法の適応と成功条件、抜歯基準について詳しく解説した。

 「次世代への継承」というテーマのとおり、次世代を担う演者たちが5-D Japanで培ってきた知識および技術を存分に発揮した総会となった。最後に、南氏(大阪府開業)が閉会の辞を述べ、熱気に包まれたまま終了した。

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