2025年11月号掲載
開業奮闘記 さすらいのラボ経営と燃え盛る技工士魂(第32回)
※本記事は、「QDT 2023年8月号」より抜粋して掲載
今回は「歯科技工士に才能は必要か否か」という話をしたいと思います。
私もこの仕事を始めてから、本当にたくさんのクセだらけの猛者たちと出会ってきた自負があります(われながらどの口で言っているのか)。そしてそんな中で何人か、どう考えても“ 天才”としか考えられない人たちに出会ったことがあります。
明らかに“自分には見えていない何か”が見えており、そんな人に出会うたびに若き日の私は「どんなに頑張ってもここまでのレベルに行く自信がない……」と、“ 努力では越えられない壁”を感じて深く落ち込んだものです。では、その人たちは努力せずに、才能だけでそこまでの技術を習得したのでしょうか?