2025年11月号掲載
チャレンジ The 国試 (問題22[臨床歯科医学] 小児の外傷対応への理解
※本記事は、「歯科衛生士 2024年1月号」より抜粋して掲載。
皆さんこんにちは。今回は第31回(2022年)に出題された「歯の外傷」の問題です。歯の外傷で来院する小児患者は、急患として来院する場合がほとんどですよね。口腔領域の外傷を主訴に来院した患児や保護者への対応は、緊急性、重症度などを判断し、迅速に対応しなくてはなりません。日本スポーツ振興センターは、近年の傷害見舞金の給付件数のうち歯と口の怪我が全体の2割を占めており、歯の外傷は、1~2歳の乳幼児と7~8歳の学童に多発していること、乳歯の外傷の原因は転倒がもっとも多く、次いで衝突、転落、打撲と続くこと、永久歯の外傷になると、その背景には交通事故や暴行、スポーツなどが多く、日常的な生活で発生するものは乳歯に比べてそれほど多くないことを報告しています1。