2023年4月号掲載
第3回:岩手県の医院継承の現状とその対策(前編)
歯科医師高齢化による継承問題が地域に与える影響
近年、開業医の高齢化による歯科医院の閉院は、歯科界のなかでも共通の課題として認識が広まりつつあります。そこで今回は、岩手県歯科医師会(以下、岩手県歯)が取り組んでいる歯科医院継承の取り組みについて紹介します。
われわれ岩手県歯の会員のなかでも、ここ5年前後で閉院する先生が増加してきたと感じています。以前より、死去や体調の悪化により診療が困難になったことでの閉院は見受けられましたが、近年では高齢化が加速していることもあり、まだ診療を継続する体力のある先生方でも閉院するケースが少しずつ目立つようになってきました。閉院の相談件数は年々増え、公式な相談以外の人づてからの情報提供を含めると、その増加傾向は顕著です。閉院してしまうと当然その地域の歯科医療提供が滞ってしまうおそれがあるわけですが、地方ほど1つの歯科医院が閉院することによる影響は大きいです。
近年、開業医の高齢化による歯科医院の閉院は、歯科界のなかでも共通の課題として認識が広まりつつあります。そこで今回は、岩手県歯科医師会(以下、岩手県歯)が取り組んでいる歯科医院継承の取り組みについて紹介します。
われわれ岩手県歯の会員のなかでも、ここ5年前後で閉院する先生が増加してきたと感じています。以前より、死去や体調の悪化により診療が困難になったことでの閉院は見受けられましたが、近年では高齢化が加速していることもあり、まだ診療を継続する体力のある先生方でも閉院するケースが少しずつ目立つようになってきました。閉院の相談件数は年々増え、公式な相談以外の人づてからの情報提供を含めると、その増加傾向は顕著です。閉院してしまうと当然その地域の歯科医療提供が滞ってしまうおそれがあるわけですが、地方ほど1つの歯科医院が閉院することによる影響は大きいです。