トピックス 2011年5月15日掲載 香月 武氏、「バリオサージ」の有用性を語る <font color='green'><b>株式会社ナカニシ、「バリオサージ」発売記念講演会を開催</b></font> 後で読む さる5月15日(日)、株式会社ナカニシ東京事務所(東京都)において、株式会社ナカニシ(栃木県、中西英一代表取締役社長)による外科用超音波骨切削器「バリオサージ」発売記念講演が行われた。バリオサージは、従来の回転切削器と比べて身体への負担が少なく、しかも操作性がよいため、安心して質の高い治療を実現できる特長をもつ。 会場では、香月 武氏(佐賀医科大名誉教授)が自身の著書である『負担の少ないインプラント治療/オーラルサージェリーのための超音波装置バリオサージ』(クインテッセンス出版刊)の内容に沿って、(1)超音波の原理と仕組み、(2)超音波骨切削器具の有用性、(3)「バリオサージ」の概要、(4)「バリオサージ」の歯科への臨床応用(口腔外科・インプラント・矯正歯科)、(5)歯科医師が知っておくべき解剖学の基礎と応用など、手術時のビデオを供覧しながらバリオサージの臨床応用とテクニックについて述べた。また、共著者である岩本憲一氏(長崎県開業)も登壇し、インプラント除去について症例を提示しながら解説した。 講演の後半には、バリオサージのデモンストレーションが行われ、実際に豚の肋骨を使用して、受講者らはチップの切れ味や感触を確かめていた。 なお、本年2月に新たに移転した東京事務所にはセミナールームとショールームが完備されており、ショールームではバリオサージの製品が展示され、セミナー開始前から熱心な受講者が使い勝手を尋ねる姿が見受けられた。