2013年3月31日掲載

発足30周年を2年後に控えて河原英雄氏が基調講演

<font color='green'><b>第28回日本審美歯科協会学術講演会開催</b></font>

<font color='green'><b>第28回日本審美歯科協会学術講演会開催</b></font>
 さる3月31日(日)、福岡県歯科医師会館において第28回日本審美歯科協会学術講演会(張 在光会長)が「温故知新―審美歯科の潮流を探る」をメインテーマに、約200名の参加者を集めて開催された。  本大会の基調講演は「日本審美歯科協会 昔ばなし」と題して河原英雄氏(大分県開業)が登壇。形態・機能の観察力をよりどころとした自身の総義歯臨床の変遷を日本審美歯科協会の歴史とからめた講演が行われた。協会発足当初の写真なども披露され、ユーモアと感動に満ちた講演に参加者は大満足といった雰囲気に包まれていた。その後行われた会員発表6題は以下のとおり。 ・「苦慮した症例から学んだこと」(藤田憲一氏、鹿児島県開業) ・「Appropriate application of periodontal therapies by various condition of the patients」(Lee Hyun Jeong氏、韓国) ・「審美と機能の両立をめざして」(川村則夫氏、高知県開業) ・「Tissue management around extraction socket for anterior implantation」(鄭 文彦氏、台湾) ・「審美と咬合の個体差を考える」(国賀就一郎氏、兵庫県開業) ・「広範囲のインプラント治療におけるガイドライン―2つの審美性を考える」(小川洋一氏、京都開業)  同協会は、2015年に迎える30周年に向けて、すでにさまざまな催しに着手しており、小社から30周年記念誌を上梓することも合わせて発表された。

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