2014年4月20日掲載

「わかりやすく説明しよう!」をテーマに

<font color='green'><b>4月明快塾道場開催 </b></font>

<font color='green'><b>4月明快塾道場開催 </b></font>
 さる4月20日(日)、シアター1010(東京都)において、4月明快塾道場(長山和枝塾長、わたなべ歯科・歯科衛生士)が開催された。今回は「わかりやすく説明しよう!」をテーマに行われた。  午前は、まず、歯科衛生士が患者に説明する機会が多い「う蝕」「歯周病」について、普段、患者に対してどのように説明しているか、参加者同士でのディスカッションが行われた。その後、長山氏によって患者説明のポイントとして、患者の理解度や意向をくみとること、理解度や意向にあわせて現在の状態とその原因と考えられることの説明、行うべき処置の意味の説明をすること、歯科衛生士と患者との間で意識(目的・ゴール)を一致させることの重要性などが挙げられた。そのためには、基礎知識を歯科衛生士が十分に理解していることも欠かせないとし、う蝕、歯周病のメカニズムについて、長山氏、中村亜也子氏(わたなべ歯科・歯科衛生士)が解説した。  午後は、2つの種類のロールプレイングが行われた。“傾聴”を取り上げた議題では、2人1組となって、悩みを相談する人、聞く人に分かれてロールプレイングを実施。長山氏から“傾聴”のポイントとして挙げられた「質問」「要約」「簡単受容(うなずき、あいづち)」などを試行錯誤しながら実践する姿が見られた。  この他、中村氏による、メインテナンス時の臼歯部のプラークコントロールに関する症例報告、およびディスカッションが行われ、終始、熱気にあふれていた。

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