社会|2025年7月1日掲載

OBや縁のある歯科技工士を中心に200名以上が参集

大阪セラミックトレーニングセンター宮崎校開校30周年記念講演会開催

大阪セラミックトレーニングセンター宮崎校開校30周年記念講演会開催

 さる6月28日(土)、シーガイアコンベンションセンター(宮崎県)において、大阪セラミックトレーニングセンター宮崎校開校30周年記念講演会(片岡繁夫所長、佐々木正二校長、廣末将士OB会長)が開催された。同校は2023年に40周年を迎えた大阪セラミックトレーニングセンター(片岡所長、脇田太裕校長)の分校として、天然歯形態をより詳しく習得することを目標に、1995年にスタートした。30周年を記念する本講演会の会場には、同校OBや縁のある歯科技工士を中心に200名以上が参集した。

  片岡所長の開会の挨拶に続き、12名の歯科技工士が登壇した。演題、演者を以下に示す。

(1)「未熟である強み」幸 香子氏(nano dental laboratory)
(2)「宮崎校での影響と現在」椎名啓人氏(Foursense)
(3)「歯肉を考慮した歯の形態」米田浩之氏(STAR TEETH Dental Lab)
(4)「院内技工の優位性」中岡孝造氏(本多歯科)
(5)「Digital Try-inを活用した前歯部補綴物の色合わせ」常泉貴史氏(Artisan Ceramic)
(6)「温故知新~今、求められる写真技術~」岩崎智幸氏(Studio IMO/PhotoLogic)
(7)「OCTC宮崎校を卒業してからの現在と今後の未来」荒木康成氏(A DENTAL LAB)
(8)「デジタル時代における歯牙形態の重要性」藤松 剛氏(S.T.F)
(9)「宮崎校に携わらせて頂いて」長谷川篤史氏(ORGAN DENTAL LAB)
(10)「BIOMIMESIS」湯浅直人氏(大谷歯科クリニック)
(11)「The anterior restoration」峯崎稔久氏(ZAHN DENTAL LABORATORY)
(12)「全顎補綴における審美と機能の調和」石三晃一氏(ライズ)

 講演会の最後には、佐々木校長と廣末OB会長による挨拶が行われ、会場は感動に包まれた。また、講演会後には盛大な祝賀会が行われ、参加者はおおいに盛り上がった。同校がこれまで積み上げてきた歯科技工業界への貢献度は計り知れないものがある。今後も、同校および同校卒業生のますますの活躍に期待したい。

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