2020年8月6日掲載
広告可能な5専門医、10月を目途に認証へ
日本歯科専門医機構、記者会見を開催
新理事長に就任した今井 裕氏(獨協医科大名誉教授)は、本機構の設立経緯や歯科専門医制度の基本方針などについて概説。専門医の診療領域については大学の講座(分野)などに準じたものを基本とし、医科領域ですでに認定されているサブスペシャリティー領域については今後の検討課題とした。また、今後の展望として、現在広告可能な5学会(日本口腔外科学会、日本歯周病学会、日本小児歯科学会、日本歯科麻酔学会、日本歯科放射線学会)における「歯科専門医制度運用審査」の認証については、本年10月を目途に公示(機構HP上で公開予定)できるように取り組んでおり、国民から要望が多いというインプラント歯科と矯正歯科(ともに仮称)の認証については、今年度中の認証を目指してスピード感をもって対応していくとした。
以下に執行部および所属を示す(任期は令和2年6月17日から令和4年定時社員総会締結日まで)。
【副理事長】柳川忠廣(日本歯科医師会副会長)/鳥山佳則(東歯大短期大学学長)
【総務理事】伊藤孝訓(日大特任教授)/【会計理事】木本茂成(神歯大教授)
【理事】浅海淳一(岡山大教授)/古郷幹彦(阪大教授)/砂田勝久(日歯大教授)/豊田郁子(患者・家族と医療をつなぐNPO法人架け橋理事長)/松村英雄(日大教授)/丸川珠代(参議院議員)/宮脇正和(医療過誤原告の会・会長)/村上伸也(阪大教授)
【監事】永井裕之(医療の良心を守る市民の会)/横山敏秀(永松・横山法律事務所)
【顧問弁護士】丸山高人(永松・横山法律事務所)
(敬称略)