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2024年1月14日掲載

BLXインプラント開発者Dr. Ophir Fromovichを招聘し開発秘話などが語られる

ストローマン・ジャパン(株)、「開発者 Dr. Ophir Fromovich が語るStraumann BLX インプラント」を開催

ストローマン・ジャパン(株)、「開発者 Dr. Ophir Fromovich が語るStraumann BLX インプラント」を開催
 さる1月14日(日)、東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(東京都)およびWeb配信にて、「開発者 Dr. Ophir Fromovich が語るStraumann BLX インプラント」(ストローマン・ジャパン株式会社主催)が、参加者約500名を集め盛大に開催された。

 Dr. Fromovich(イスラエル開業)は、より良い即時治療が可能なBLX インプラントの開発者であり、イスラエルにあるCenter for Dental Education の責任者も務めながら、国内外で幅広い講演活動を行っている。

 氏はストローマンインプラントの歴史や自身の経歴などを語ったのち、天然歯とインプラントの違い、骨タイプの分類を解説した。BLXインプラントの開発秘話について、狙った獲物を安定的に獲得できるライオンの爪からヒントを得て、その爪の形状をインプラントスレッドのデザインに取り入れることを考えたと語った。本インプラントの特徴は、細いネックかつ特別なスレッドデザインにより適切な応力分散ができ、切削・コンデンスなどの機能を兼ね備えているデュアルスレッドデザインであるとした。また、インプラントの各部分がかみこむことでより大きい初期固定が得られるとも話した。

 その後、ヨーロッパで初めてBLXインプラントを埋入した症例を挙げ、5年経過時には骨吸収もなく問題ない予後であったとした。さらにザイゴマインプラントとBLXインプラントを埋入した症例などいくつかの臨床例も供覧し、BLXインプラントはもし仮に失敗した際でも短時間での除去や交換が可能なことや、審美症例の場合、口元のみでのスマイルラインの特定は難しいので顔貌全体をみるべきであると説いた。

 講演後には急遽BLXインプラントのハンズオンの時間が設けられ、ドリリングの方法やトルクのかけ方など、臨床のコツを解説した。その後Q&Aを実施し、インプラント周囲疾患の予防策やBLXインプラントの強度などに関する質問が飛び交い、盛会となった。

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