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社会|2026年7月22日掲載

2日間で66名の口演発表と103題のポスター発表が行われる

(一社)日本インプラント臨床研究会、第20回全員発表研修会記念大会を開催

(一社)日本インプラント臨床研究会、第20回全員発表研修会記念大会を開催

 さる7月19日(日)、20日(月)の両日、名古屋コンベンションホール(愛知県)において、一般社団法人日本インプラント臨床研究会(笹谷和伸会長)による第20回全員発表研修会記念大会が、全国から200名以上の参加者を集め、盛大に開催された。本研修会は、「患者の信頼を得る真の実力を養うためには、みずから発表することが一番」をモットーに、原則として参加者全員が発表を行っている。

 本年度の会員による口演発表は、審美・ティッシュマネージメント・ペリオ、静的・動的ガイドサージェリー、デジタル歯科、サイナスリフト・ソケットリフト、メインテナンス・インプラント周囲炎・偶発症、即時埋入・即時荷重、GBR・ARP、インプラント補綴・咬合、高齢者・有病者・移植と再植、矯正とインプラントの10のテーマに分かれ、重鎮とよばれる演者から新進気鋭の若手まで、総勢66名が熱のこもった講演が2日間にわたって行われた。さらに、口演発表と同じ10のテーマで、103題のポスター発表が行われ、各発表者からは、詳細な解説がなされた。

 1日目の特別講演では、依田信裕氏(東北大学大学院歯学研究科口腔システム補綴学分野教授)が「なぜ、アンテリアガイダンスは重要なのか?~顎口腔系の生体力学と力のコントロール」と題し、バイオニクスの観点からアンテリアガイダンスの臨床的意義と力のコントロールについて再考した。

 今回の2日間にわたる発表内容は、複数の評価者によって採点され、集計および厳正なる審査後、受賞者が決定された。以下にその結果を示す。

口演発表部門
最優秀賞:「インプラントにより審美と機能の回復を図った重度歯周炎患者の1症例」岩野義弘氏(東京都開業)
優秀賞:「上下顎インプラントフルアーチ症例におけるフェイススキャン&ジョーモーション&スマイルデザイン活用の可能性」田中譲治氏(千葉県開業)
優秀賞:「オーラルスキャナー、デジタル印象、フルアーチにおけるデジタルツールの可能性」井汲玲雄氏(群馬県開業)

ポスター発表部門
最優秀賞:「広汎型慢性歯周炎StageⅣGradeBの患者に対し矯正とインプラント治療を行った症例」若松義昌氏(茨城県開業)
最優秀賞:「テンポラリーインプラントとデジタルワークフローを用いた審美領域複数歯欠損へのアプローチ」安倍稔隆氏(東京都)
優秀賞:池田岳史氏(長野県開業)、岩本麻也氏(静岡県開業)、佐藤暢亮氏(東京都開業)

 本受賞者の口演およびポスター発表はもちろんのこと、両日ともに参加者による活発な質疑応答が行われ、またときには経験豊富なベテランから若手への貴重なアドバイスがなされ、会場には終始熱気に満ち溢れたまま、成功裏に幕を閉じた。

 なお、今回は第20回全員発表研修会記念大会を記念し、クインテッセンス出版株式会社より、「クインテッセンス賞」が「私の考える長期予後とは」と題して発表した藤原康則氏(京都府開業)に授与された。

 第21回全員発表研修会は、きたる2027年7月に熱海において開催予定である。

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