社会|2026年8月26日掲載
歯科衛生士が必要な知識・技術を習得できる研修会の在り方について検討
日歯、歯科衛生士業務に関わる浸潤麻酔等実施のための卒後研修会トライアルを開催
さる8月8日(土)、9日(日)の両日、日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)は日本歯科大学生命歯学部(東京都)において、歯科衛生士業務に関わる浸潤麻酔等実施のための卒後研修会トライアル(日本歯科麻酔学会、日本歯周病学会、日本口腔外科学会、日本歯科衛生士会、全国歯科衛生士教育協議会共催)を、厚生労働省(以下、厚労省)医政局歯科保健課の同席のうえで実施したことを、プレスリリースにて発表した。
厚労省は「歯科衛生士による浸潤麻酔の実施に向けた研修プログラム(例)令和7年度版」を公表しており、本研修プログラムの受講により歯科衛生士が浸潤麻酔行為を行うことを推奨するものではなく、その実施の可否については、指示を行う各歯科医師において慎重に判断されるべきものであるとしている。
本トライアルは、それを受けて、歯科医師による適切な判断が行われ、歯科衛生士が必要な知識および技術を習得できる研修会の在り方について検討することを目的として試行されたもの。
日歯は、今回の成果をふまえて、今後、研修プログラム(例)に示されている内容の研修を、歯科衛生士業務にかかわる診療補助(歯肉縁上および歯肉縁下の歯石除去、ルートプレーニング時の痛みの除去)としての浸潤麻酔の知識および技術を歯科衛生士が修得することのみを目的に実施するのではなく、歯科医療の安全の担保、向上を図るための全身管理等について歯科医師と歯科衛生士がともに研鑽を積むことを目的とする研修の一環として位置づけていくとした。
日歯のプレスリリースはこちらから。