大学|2026年9月3日掲載

長年のアスリート人生を支えてくれた医療スタッフに感謝を示す

東京科学大学病院、髙木美帆さんを招聘し特別講演会を開催

東京科学大学病院、髙木美帆さんを招聘し特別講演会を開催

 さる9月2日(水)、東京科学大学湯島キャンパス鈴木章夫記念講堂(東京都)において、東京科学大学病院(同病院スポーツサイエンス部門主催)による特別講演会が同大学関係者および学生向けに開催された。特別講師には、スピードスケート選手として4度の冬季オリンピックで日本女子最多となる通算10個のメダルを獲得し、本年に国民栄誉賞を受賞した髙木美帆さん(スピードスケート選手)が招聘された。

 会場では、スピードスケート日本代表への帯同と医療支援を行うなかで、長年にわたり髙木さんをサポートし続けた柳下和慶氏(東京科学大学病院スポーツサイエンス部門教授)による司会進行のもと、「Everything is possible 私の挑戦と必要だったモノ」をテーマに、約1時間にわたって講演が行われた。

 髙木さんは講演の冒頭で、これまで活躍できた背景に医療スタッフとの仕事を超えた関係性ならびに存在が不可欠であったと感謝の意を示すとともに、その出会いはかけがえのない財産になっていると強調。その後、現役時代における自身の身体への向き合い方や、アスリートとしてのあり方について熱弁をふるった。

 また、講演のテーマにある「必要だったモノ」として、幼少期から養われた身体にセンサーを張り巡らす意識と感度の高さ、丈夫な身体とけがをしにくい身体、医療スタッフの存在を挙げ、さらには、自分が成長し続けるための挑戦だけでなく自身のアスリート人生にかかわったすべての関係者のサポートのおかげで結果につながったと振り返った。参加者が医療関係者ということもあり、最後には「若手アスリートに自身の身体を見つめる機会を提供してほしい」とメッセージを送った。

 講演終了後には、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの銅メダルも披露され、会場は大歓声に包まれた。

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