政治|2026年10月30日掲載
災害対策等総合調整室を設置、災害対応体制のさらなる強化へ
日歯、定例会見を開催
さる10月29日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)による定例記者会見が開催された。
高橋会長は冒頭の挨拶のなかで、昨今の情勢をふまえたサイバーセキュリティの問題にふれ、日歯会員の個人情報を扱うという点から注意深く活動を進めると述べた。また、マイナンバーカードの健康保険証利用にともない、導入が必要となったカードリーダーをはじめとする設備のDX化および設備費用の問題への対策を進めていることも報告された。
次に、伊藤智加専務理事より、令和8年熊本地震に対する災害対策本部について、10月29日をもって解散、また、9月上旬の台風25号発生にともない設置された災害対策本部についても同日に解散とすることが報告された。
引き続き、同日付で日歯内に「災害対策等総合調整室」を設置することが決定されたと述べた。本調整室は、近年の災害が多発している状況をふまえ、平時から災害対策にかかわる情報収集および整理、関係機関との連携などを総括することを目的とした常設組織。災害などの緊急事態発生時には各担当部署と連携し、情報の集約、共有および総合調整を行うとのこと。なお、本調整室は災害対策本部が設置された場合には同本部を補佐し、設置されない場合には、日歯における災害などの対応にかかわる総合窓口として機能すると紹介された。
その他では、瀬古口精良副会長より、10月14日(水)から18日(日)にかけてパラオ共和国における歯科の状況について視察を行ったことが報告された。同国内では歯科医師が不足しており、今後、外務省にも報告のうえ、必要があれば人材の派遣などを検討するとのこと。
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