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小池都知事、歯科医師によるワクチン接種への協力要請で来館

2021年7月号掲載

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小池都知事、歯科医師によるワクチン接種への協力要請で来館

日本歯科医師会

左から東京都歯会長代行の井上恵司氏、東京都知事の小池百合子氏、日歯会長の堀 憲郎氏(写真提供:日本歯科医師会)。
左から東京都歯会長代行の井上恵司氏、東京都知事の小池百合子氏、日歯会長の堀 憲郎氏(写真提供:日本歯科医師会)。
 5月21日(金)、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)および東京都歯科医師会(以下、東京都歯、井上恵司会長代行)は、歯科医師会館で小池百合子氏(東京都知事)から新型コロナウイルスワクチン接種への協力要請を受けた旨を公表した。

 小池都知事は面談の中で「区市町村では、接種を行う医療従事者の方々の確保が課題であり、研修受講などの条件があることも承知しているが、都民、国民のため、ぜひ、歯科医師によるワクチン接種への協力をお願いしたい」と述べ、新型コロナウイルスを抑え込むための有効な手段であるワクチン接種について、多くの都民、国民が接種を心待ちにしているとした。

 これを受けて日歯の堀会長は、新型コロナウイルス終息に向けて、ワクチン接種がきわめて重要な鍵になるとの認識にたち、「接種要請に全面的に協力する」との方針を内外に明らかにしてきたことを説明し、全国の都道府県歯科医師会からも「決意をもって協力する」との意向が寄せられたことに言及。また、ワクチン接種業務に必要な「研修」についても日歯の生涯研修制度の中での受講システムが5月18日より稼働し、態勢を整えつつあることもあわせて報告した。

 そのうえで、日歯としても小池都知事の要請を受け止め、東京都歯を全面的に支援することで要請に応えていきたいとし、東京都歯の井上会長代行からは、東京都には複数の歯科大学病院や東京都歯が運営する東京都立心身障害者口腔保健センターなどもあり、「東京都歯としても全面的に協力していく」と述べた。