トピックス

BIG3プレミアム講演会、ベテラン講師より咬合・補綴・審美の世界が語られる

2022年5月号掲載

関連キーワード:

企業 2022年5月号掲載

BIG3プレミアム講演会、ベテラン講師より咬合・補綴・審美の世界が語られる

白水貿易株式会社

会場・Web問わず多数の質問が寄せられ盛会となった。
会場・Web問わず多数の質問が寄せられ盛会となった。
 3月21日(月)、大手町三井ホール(東京都)とWeb配信を併用したハイブリッド形式にてBIG3プレミアム講演会(白水貿易株式会社主催)が「成功への扉~Always Innovation~」をテーマに開催された。講師は歯科医師歴50年を超える大ベテランの本多正明氏(大阪府開業)、内藤正裕氏(東京都開業)、山﨑長郎氏(東京都開業)ら3名で、咬合・補綴・審美に関するテーマの講演が展開された。

 最初に登壇した本多氏は、「良好なLongevity~力のコントロールから考察~」と題して講演。氏は、歯科治療の目的である機能回復・健康維持・審美性改善・病因の除去・病的組織や咬合の回復をふまえ、咬合を学ぶ重要性を明確にしたうえで良好なLongevityを得るための8要素を解説した。

 続く内藤氏は、「新しい扉~機能との折り合いを求めて~」の演題で登壇。昨今話題のデジタルデンティストリーに関して、計り知れない恩恵もあるが課題も多く存在していることを指摘し、それらの課題について論じた。

 最後に山﨑氏が、「最新の審美・インプラント治療~審美と機能の調和を目指して~」と題して登壇。全顎的な修復治療のみのケースや、酸蝕により複雑な咬合再構成が必要となったケース、高齢患者のインプラントおよび審美ケースなどを供覧しながら、機能面やマテリアルの選択の重要性などについて解説した。

 講演後は日髙豊彦氏(神奈川県開業)による進行のもとパネルディスカッションが行われ、会場およびWebから多数の質問が寄せられるなど終始にぎわいをみせた。