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  • <font color='green'><b>スタディーグループ赤坂会20周年記念&寺西歯科医院30周年記念特別講演会開催</b></font>

2012年12月9日掲載

<font color='green'><b>スタディーグループ赤坂会20周年記念&寺西歯科医院30周年記念特別講演会開催</b></font>

<font color='green'><b>スタディーグループ赤坂会20周年記念&寺西歯科医院30周年記念特別講演会開催</b></font>
 さる12月9日(日)、秋葉原コンベンションホールにおいて、「2012年スタディーグループ赤坂会20周年記念&寺西歯科医院30周年記念 特別講演会」が開催された。  スタディーグループ赤坂会(野寺義典会長)は、歯科医師、歯科技工士・歯科衛生士によるチーム医療を旨とし、その3者間の専門知識の共有と良好な連携を、日常臨床のケースプレゼンテーションで学ぶ勉強会。  今回の特別講演会は、「低侵襲インプラント治療を目指して」をテーマに、小川隆広氏(カリフォルニア大ロサンゼルス校教授)、Dr. Sohn Dong-Seok(テグカトリック大教授)の2名の外来講師と、同会顧問の寺西邦彦氏(東京都開業)が登壇した。  小川氏は、まず、氏の率いる教室によって開発されたチタンへの光機能化技術の概念を解説。そのうえで、本技術が低侵襲なインプラント治療のあらゆる側面において有用であることを、たくさんの基礎研究を根拠に詳説した。  Dr. Sohnは、とくにアドバンスな外科処置を必要とするインプラント治療に、piezoelectric bone surgeryそして自己血由来の成長因子であるCGF(concentrated growth factors)を使用して、いかに低侵襲にインプラント治療を行うかを、多くの臨床例を基に解説した。  寺西氏は、臨床家の立場から光機能化技術、piezoelectric bone surgeryおよびCGFをどのように捉え、日々の臨床に組み入れればよいのかを、多くの臨床例を基に示唆した。  その後のディスカションでは、光機能化技術や外科処置に対する細かな質疑が参加者より多く寄せられた。会場は終始熱気に包まれ、インプラント治療を取り巻く新技術の関心の高さがあらためてうかがえた。

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