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2013年3月17日

第1回 医科歯科連携合同研修会開催

「新たな時代に対応するために在宅医療と医科歯科連携の意義を学ぶ」をテーマに

 さる3月17日(日)、福岡県歯科医師会館(福岡県)にて、「第1回 医科歯科連携合同研修会」(日本リハビリテーション病院・施設協会主催、福岡県歯科医師会共催)が「新たな時代に対応するために在宅医療と医科歯科連携の意義を学ぶ」のテーマで開催された。医科歯科連携という本会のテーマの通り、両科から約340名の参加者が集い、盛会であった。

 講演に先立ち、栗原正紀氏(日本リハビリテーション病院・施設協会会長)および長谷宏一氏(福岡県歯科医師会会長)より開会の挨拶があった。栗原氏は、現状ではあえて「医科歯科連携」と言わなければならないほど両者には隔たりがあるが、少子高齢化による社会そして医療の変化に対応するためにも壁を乗り越えて協働していかなければならないとし、ここに上げた連携の「のろし」が全国に波及していくことを願っていると述べた。

 次に教育講演として、舘村 卓氏(阪大准教授)が「高齢者医療に関わる必要な口腔機能の知識」、若林秀隆氏(横浜市立大附属市民総合医療センターリハビリテーション科助教)が「サルコペニアの摂食・嚥下障害とリハビリテーション栄養」と題して講演を行った。続いての特別講演では、「生きがいを支える国民歯科会議」の議長も務めた大島伸一氏(独立行政法人国立長寿医療研究センター理事長・総長)が「高齢社会における医療の動向」と題して、高齢化の進行による社会および医療の変化、そしてこれからの医療のあり方について講演した。

 最後に、シンポジウム「医科歯科連携の実情と課題について考える」が行われ、長崎リハビリテーション病院からは吉田 敏氏、湯布院厚生年金病院からは山原幹正氏・衛藤恵美氏、小倉リハビリテーション病院からは荻原正剛氏が登壇し、それぞれの病院での院内および地域における連携システムの現状と課題・問題点などを報告した。

 会場いっぱいの参加者は熱心に講演に聞き入り、医科歯科連携への意識の高まりを感じさせる会となった。