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2013年6月16日

日本歯科医科連携医療研究会、第3回セミナーを開催

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 さる6月16日(日)、日本歯科大学生命歯学部九段ホール(東京都)にて、日本歯科医科連携医療研究会(JSDMC:國弘幸伸医療担当理事長、谷 信洋総務担当理事長)による第3回セミナーが開催された。本研究会は、歯科医療に隣接する医科学、社会学、法学などの各分野の知識を習得し、心身の健康増進、歯科医療の充実を図ることを目的に発足したものであり、定期的にセミナーおよび勉強会を行うなど精力的な活動を行っている。

 今回のセミナーでは、手指消毒(佐藤 毅氏、埼玉医科大病院歯科口腔外科)、プロービング・SRPに関する知識(佐藤宏和氏、東京都勤務)、歯の構造と口腔に関連する解剖(小澤俊文氏、東京都開業)、歯科医療従事者の守秘義務(安井規雄氏、弁護士・東京都開業)、歯科でよく使われる鎮痛剤(駒見久子氏、薬剤師・慶大病院)、副鼻腔炎を「くすり」で治す(荒木康智氏、医師・神奈川県勤務)、三叉神経の解剖と機能(國弘幸伸氏、慶應義塾大医学部耳鼻咽喉科准教授)、睡眠の生理学(栗橋健夫氏、医師・歯科医師・中野江古田病院)といった歯科医療の基本的テーマ、および関連する医学・法律学のテーマについて教育的な講演がなされ、若手の歯科医師やコデンタルスタッフが多く参加した聴衆の強い関心を引いた。

 次世代の歯科医療においては他領域との強固な連携が必須であること、そのための契機づくりを本研究会が業界の先頭に立っていくことを強く期待させるセミナーとなった。