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2013年10月26日

第60回全国歯科大学同窓・校友会懇話会開催

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 さる10月26日(土)、パシフィコ横浜アネックスホール(神奈川県)において、第60回全国歯科大学同窓・校友会懇話会(当番校:鶴見大歯学部同窓会、村田憙信会長)が開催され、全国各地の歯科大学同窓・校友会の担当役員が一堂に会する盛会となった。

 開会後、当番校を代表して挨拶した村田憙信氏(鶴見大歯学部同窓会会長)は、昨今の組織離れについて言及するなかで、「日本歯科医師会、連盟組織に所属しない歯科医師がいるなか、歯科界の総力を結集するためにはだれもが入会している同窓会・校友会の果たす役割は大きい」と述べ、その後の協議の充実に対する期待を込めた。引き続き、三塚憲二氏(日本歯科医師会副会長)、高木幹正氏(日本歯科医師連盟会長)、高橋紀樹氏(神奈川県歯科医師会会長)、石井みどり氏(参議院議員)、小林 馨氏(鶴見大歯学部学部長)による来賓挨拶が行われた。

 その後、3時間以上にわたり「歯科界の総力結集のために―歯科医師会・連盟組織と同窓会・校友会」と題するテーマ協議が行われ、大熊活実氏(鶴見大同窓会専務理事)より全国の歯学部・歯科大学の学生や研修医を対象にした同窓会・校友会、歯科医師会のかかわりに関するアンケート報告がなされた。報告の中では、医療事故や医事紛争など臨床で起こりえる歯科諸問題の講義に対して学生や研修医の関心が高いことが示された。その他、守田邦昭氏(日本歯科医師会常務理事)と峰 正博氏(日本歯科医師連盟理事長)より会員対策について説明が行われ、会員組織率の低下の現状と今後の課題について議論された。

 なお、来年は大阪(当番校:大阪大学歯学部同窓会、谷口 学会長)で開催される。