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トピックス


2013年11月16日

デンタルコンセプト21 2013年度例会・総会開催

インプラント治療に関するトピックスを網羅したプログラムが展開

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 さる11月16日(土)、17日(日)の両日、秋葉原コンベンションホール(東京都)にて、デンタルコンセプト21(中村社綱最高顧問、三好敬三会長)2013年度例会・総会が、「最新の研究と臨床」をテーマに盛大に開催された。

 最初に行われた会員発表においては19名の演者が登壇し、ガイデッドサージェリー、審美インプラント治療、CAD/CAMシステムの応用、最新のインプラント体の紹介、全身的・局所的なリスクのある患者へのインプラント治療、メインテナンスの実例など、多岐にわたる内容が語られた。さらに質疑応答時には、立案した治療計画の根拠への質問、治療結果に対する評価など、鋭い意見、広範な質問が投げかけられ活況を呈した。

 また、外部講師を招いて行われた教育講演においては、阿部伸一氏(東歯大教授)がインプラント治療のための解剖学、山口 朗氏(医歯大教授)が骨組織に関する生物学的な基礎知識、骨疾患の病因・病態についてそれぞれわかりやすく解説した。

 理事講演においては、西山 敦氏(東京都開業)、半澤栄一氏(神奈川県開業)、下尾嘉昭氏(東京都開業)、白鳥清人氏(静岡県開業)、木津康博氏(神奈川県開業)が、咬合再構成、審美領域におけるインプラント治療計画、的確なインプラント体の選択、インプラントオーバーデンチャーなどを題材に熱弁をふるった。

 さらに本会の最後には、三好敬三会長(東京都開業)が低侵襲インプラント治療について、中村社綱最高顧問(熊本県開業)が最新のGBRの治療コンセプトについて示唆に富んだ講演を行い、盛況だった本例会を締めくくった。