2020年11月8日掲載
上白石萌音さん、溝端淳平さんが受賞
ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2020開催

主催者を代表し、堀 憲郎会長は挨拶の中で、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは、8020運動の普及を目的に1989年に始まり、2年前の30周年を機に見直され、全身の健康に口腔が関係していることの周知が目的となった。新型コロナウイルス感染症などでたいへんな時代だからこそ笑顔を忘れないことが大切である」と述べた。
引き続き、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」実行委員会委員長である小山茂幸氏(日歯常務理事)よる本プロジェクトの趣旨と概要説明が行われた。氏は、新型コロナウイルス感染症の影響でマスクを着用する機会が増えたことで、会話が減り口周りの筋肉が衰える可能性や口呼吸の割合が増えているなど昨今の口腔環境について言及。オーラルフレイル予防や定期健診の重要性を説明した。
その後のトークセッションでは、司会者からの「いい歯やいい笑顔を保つために普段から心がけていることは?」との質問に対して、上白石さんは「緊張したときにこそ顎の関節を緩めて『くいしばらないこと』を心がけています」と可愛らしい笑顔で答えた。溝端さんは「『歯ブラシはつまむだけ』にして、優しく細かく歯を磨くことを心がけている」と述べ、おじが歯科医師のため幼少期から正月には親戚一同の歯の検診が行われているというエピソードを披露した。
なお、昨年は、中村アンさん、竹内涼真さん(ともに俳優)が受賞している。