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2008年11月2日掲載

<b><font color='green'>オープンプラットホーム in 三重 「誰に向かって行なわれている歯科医療なのか」をメインテーマに開催</font></font></b>

<b><font color='green'>オープンプラットホーム in 三重 「誰に向かって行なわれている歯科医療なのか」をメインテーマに開催</font></font></b>
 さる11月2日(日)、三重県総合文化センターにて、東海ウェルビーイングクラブ(津田 真代表、三重県開業)主催「オープンプラットホーム in 三重」が開催された。オープンプラットホームとは、人、団体、組織が自由に集まり、交流し、知恵や勇気、パワーを充電し、また旅立っていくことができる「みんなが集える場」のことで、一般開業歯科医師、歯科衛生士をはじめ、行政関係者など約100名の参加者が集まった。  午前中は、メインテーマに基づいたパネルディスカッション(コーディネーター:西本美惠子氏、NPO法人ウェルビーイング理事)が行われ、佐甲 隆氏(三重県立看護大教授)、中村譲治氏(NPO法人ウェルビーイング理事)、星岡才賢氏(神奈川県開業)、石濱信之氏(伊勢保健福祉事務所主幹)をパネリストに、それぞれの立場や経験からみた歯科保健医療の現状や課題などについて発表があった。  佐甲氏は、保健所長として長く地域の健康づくりに携わった経験を踏まえて「歯科保健医療におけるヘルスプロモーション」について考察。それは「人々が歯と口腔の健康をよりよくコントロールし、改善できるようにしていくプロセス」であり、そのためのライフスキル(生きる力)を高める支援をすることが専門家の役割と解説。スキルを高めることで人々は自ずと健康への行動や意志決定をコントロールできるようエンパワメントされると指摘し、専門家として人々の歯科口腔予防活動への「参加」を支援・唱道し、「ともに(with)」歩むことが大切と強調した。  中村氏は、「高齢者と向き合う現場 歯科医療に求められるものとは」と題して発表。普通の人が描く健康とは、身体的健康と健全な生活、環境の変化への適切な対処、充実した人生の実現を包括した、well-beingな状態であると指摘。独自の調査から、高齢になるほど歯の本数や主観的健康観は減少するものの、逆にwell-being度は上がっており、幸せに感じられるキャパシティは高齢者ほど高いことを紹介し、歯科診療所の役割は、こうした「老い」の特性を踏まえつつ、来院者の人生に寄り添い、専門家として支援することであり、「生涯にわたる定期健診を主体としたかかりつけ医」の役割を果たすことが重要と訴えた。  午後からは、「歯科医院がミニ保健所になる予防歯科の実践」「Well-Beingを目指す高齢者の予防システム」「食育と子育て支援」「ためらいの臨床コミュニケーション」「フッ化物洗口活動における合意形成プロセス」「一般開業医に求められる地域での役割」「介護予防―歯科衛生士の将来像を考える」「顎拡大療法(SHT)と健康日本21」の8つテーマのもと、小グループにわかれてのラウンドテーブルセッションを開催。各セッションでは、意見交換や活発な議論が繰り広げられ、熱のこもったやりとりからは、参加者の歯科保健医療職として人々の健康づくりに貢献したい意識や意欲の高さが伝わってきた。

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