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2007年5月24日

日歯、定例会見を開催

大久保会長、社会保険事務局技官に係る贈収賄事件でコメント

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 さる5月24日(木)、新歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。
 大久保会長は冒頭の挨拶で、各誌・メディアなどで報道された社会保険事務局技官に係る贈収賄事件でコメントし、「日歯は組織として関与していないが、本会から会員2名が逮捕されたことは極めて残念であり、事態を重く受け止める」と述べ、任命責任としてみずから3ヵ月、減給20%の処分を行うことを報告した。また、前内山文博専務理事に対しては、「専務理事という役職の重さを自分に問いかけてほしかった」と述べた。
 それにともない、同日開催された裁定審議会(白尾国興委員長)にて会員に対する処分を審議する旨が報告され、起訴事実が明確になったうえで2回目の審議会を開催し、会員の身分を審議するとのこと。
 その後、会場では記者団からの「今後の厚労省との信頼関係」との質問について、大久保会長は「今回の事件で信頼関係が崩れることがないと祈っている」と個人的見解を示し、日歯は今後事態の内容に関わらず組織として対応していく姿勢を強調した。