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2022年3月4日

日本デンタルショー2021、感染予防対策徹底して開催される

2年ぶりのデンタルショーに11,021名が来場し、会場にぎわう

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 さる3月4日(金)から6日(日)の3日間、パシフィコ横浜展示ホール(神奈川県)において、日本デンタルショー2021(一般社団法人 日本歯科商工協会主催、第24回日本歯科医学会学術大会併催〔2021年9月23日から25日に開催済み〕)が「逆転の発想 歯科界2040年への挑戦」をテーマに開催され、3日間で11,021名の歯科医療関係者が来場した。

 2020年以降、全国各地のデンタルショーが軒並み中止され2年ぶりの現地開催となるなか、本デンタルショーは新型コロナウイルス感染症対策として来場者のWebによる事前申込方式や検温済みシールといった入場管理システムの導入、通路幅が広く取られた会場設計など、3密を避けた万全の感染予防対策が取られた。

 開会式では主催者を代表して中尾潔貴氏(日本歯科商工協会会長)が「Web導入が進み非対面の情報発信が進む一方で、実際に対面で会うことの重要性があらためて認識された。最新の歯科医療器材などを直接、情報交換できる展示会はたいへん有意義である」と今回の開催に期待を込めた。その後、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)や住友雅人氏(日本歯科医学会会長)による来賓挨拶も行われた。

 また主催者企画として、日本を代表する6団体のオピニオンリーダー12名の講師によるスタディグループ講演会や経営専門家によるセミナー&個別相談会、さらには出展企業による出展者セミナーも開催され、会場では対面の講演会ならでは良さや、久しぶりの対面で笑顔を見せる来場者の様子もみられ、盛会となっていた。

 本年1月からまん延防止等重点措置が実施されている状況で開催が危ぶまれるなか、成功裏に終幕した本デンタルショーのさまざまな取り組みは、歯科界のさらなる発展と活性化につながるデンタルショーの試金石となりそうだ。