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2009年2月19日

日歯、定例会見を開催

レセプトオンライン請求完全義務化撤廃は重大局面、近藤副会長がコメント

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さる2月19日(木)、歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 席上、レセプトオンライン関係担当である近藤勝洪副会長は、来る2月27日(金)に自民党社会保障制度調査会・医療委員会において、レセプトオンライン請求を議題とした検討が行われる予定であることをうけて、「義務化撤廃に向け、重大な局面を迎える」との認識を示した。

 引き続き、レセプトオンライン請求完全義務化撤廃に向けた動きについて現況を報告。そのなかで、日歯は日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、永山一行会長)と連名で、都道府県歯会長および都道府県歯連盟会長宛に、義務化問題に関する資料を2月6日付で送付したことが報告された。同資料は、27日の医療委員会に出席する関係議員に義務化問題の内容を把握していただき、義務化撤廃に向けた発言をいただくためのもの。

 さらに近藤副会長は、「資料をもとに17日から20日にかけ、自民党内で医療・歯科医療に造詣の深い国会議員にアプローチしている。医療機関に迷惑がかかることは、患者の不利益につながるということを明確にしなければならない」と日歯連盟と連携し、国会議員に理解を求めていく旨を強調した。