2009年6月26日掲載

次期参院選単一候補者選考、該当者またも選定できず

<font color='green'><b>日歯連盟、定例会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯連盟、定例会見を開催</b></font>
 さる6月26日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、堤 直文会長)による定例記者会見が開催された。  冒頭の挨拶で堤会長は、さる5月20日から6月24日の4回にわたって開催された次期参議院比例代表選挙候補者選考委員会(鈴木明夫委員長)における選考結果について、該当者の選定に至らなかったことを報告した。以下に投票結果を示す。 第1回投票結果(5月20日開催) 高嶺明彦氏(沖縄県歯科医師連盟推薦)9票 松井正剛氏(奈良県歯科医師連盟推薦)6票 島村 大氏(神奈川県・東京都歯科医師連盟推薦)5票 白須賀貴樹氏(千葉県歯科医師連盟推薦)3票 島田二郎氏(島根県歯科医師連盟推薦)3票 松元一広氏(鹿児島県歯科医師連盟推薦)0票 第2回投票結果(6月10日開催) 高嶺明彦氏 10票 島村 大氏 10票 松井正剛氏 6票 第3回投票結果(6月17日開催) 高嶺明彦氏 15票 島村 大氏 10票 ※白票1票 第4回投票結果(6月24日開催、信任投票) 高嶺明彦氏(信任)17票         (不信任)9票 委員会定数27名のところ1名欠席のため26名での投票となり、3分の2以上(18票が必要)の票を得られなかったため、該当者なし  今回の結果について、堤会長は「3分の2以上の信任が得られなかったことはきわめて残念」と述べたが、さる5月13日に開催された第105回臨時評議員会にて候補者擁立を決定し、日歯連盟一丸となって次期参院選に臨むとしたのにもかかわらず、候補者を選考できなかったことについて、すでに新潟、群馬、宮崎、大分の各県歯連盟より選考委員会へ意見書が提出されている。なお、7月2日(木)に第5回選考委員会を開催し、会長が特定した候補者の信任投票をあらためて行う模様。第5回で候補者が選定できないようならば、今後の選考委員会のあり方が問われそうだ。

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