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  • <font color='green'><b>UCLAインプラントアソシエーションジャパン特別講演会開催</b></font>

2009年11月15日掲載

サイナスリフトを斬る!~間違いだらけのサイナスリフト~

<font color='green'><b>UCLAインプラントアソシエーションジャパン特別講演会開催</b></font>

<font color='green'><b>UCLAインプラントアソシエーションジャパン特別講演会開催</b></font>
 さる11月15日(日)、昭和大学旗の台キャンパス(東京都)において、UCLAインプラントアソシエーションジャパン主催(菅井敏郎会長)によるサイナスリフトシンポジウムが、参加者約150名を集め開催された。  初めに、菅井敏郎氏が「臨床医からの疑問提示」と題した講演を行い、サイナスリフトに関して各演者に言及してもらいたい疑問点、問題点などを述べた。  続いては、阿部伸一氏(東歯大准教授)が「解剖学的見地から」との立場で講演を行い、骨吸収が進んだ上顎臼歯部にサイナスリフトを施行する際、さらには充填する自家骨の採取を行う際に注意すべき血管・神経の位置などをおもに解説した。  午後は、井上 孝氏(東歯大教授)が「病理学的見地から」との立場で講演を行い、上顎洞炎、上顎嚢胞、腫瘍など、サイナスリフトに伴い起こりうる合併症について解説した。また、インプラント治療により新しい病態を作らないことが最重要であることを強調した。  続いては、石戸谷淳一氏(横浜市立大教授)が「耳鼻咽喉科的見地から」との立場で講演を行い、上顎洞を含めた副鼻腔に生じうる疾患について言及した。また、CT画像からみた副鼻腔炎の診査・診断や、耳鼻咽喉科における治療術式などを解説した。  最後は春日井昇平氏(医歯大教授)が「生理学的見地から」との立場で講演を行い、現在サイナスリフトに用いられている各種骨補填材料について解説した。また、骨補填材料を用いないサイナスリフトの術式と、今後の展望に言及した。  なお、本シンポジウムにおいては、歯科衛生士セミナーが約100名の聴講者を集めて併催され、木佐彩子氏(フリーアナウンサー)、内田佳代氏(歯科衛生士・ETERNAL SMILE代表)がそれぞれ熱弁をふるった。

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