さる9月23日（火）、アルカディア市ヶ谷（東京都）にて、本年6月10日に逝去（享年92歳）された榊原悠紀田郎先生を偲ぶ会が、約250名が参加のもと行われた。榊原氏は歯科医学教育、歯科衛生士教育に心魂を傾けられたことから、会場には歯科医師だけでなく、多くの歯科衛生士も詰めかけ故人を偲んだ。
　当日は、偲ぶ会を代表して石井拓男氏（東歯大教授）の挨拶の後、献花が行われた。そして、「偲ぶ言葉」として、金子　譲氏（東歯大学長）、大久保満男氏（日本歯科医師会会長）ら、６名からそれぞれ榊原氏への熱い思いが込められた挨拶が行われ、会場は氏の思い出に包まれた。長年にわたり、歯科医学教育に尽力された氏の生前のお人柄がそのままあらわれたようなあたたかい会であった。