2009年12月24日掲載

平成22年度診療報酬改定、歯科プラス2.09%が決定

<font color='green'><b>日歯、緊急記者会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、緊急記者会見を開催</b></font>
 さる2009年12月24日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による緊急記者会見が開催された。本会見は、同23日(水)に政府より発表された平成22年度診療報酬改定が決定したことを受け、開催されたもの。全体でプラス0.19%、歯科はプラス2.09%となり、10年ぶりのプラス改定が実現した。  席上、大久保会長は歯科プラス2.09%の結果に対して「歯科医療再生の大きなきっかけとなると考えている」と評価し、「国民のための歯科医療の確立という主張を実現できる政策を提言していきたい」と。また、歯科が医科の改定を上回った結果についても言及し、「歯科の診療報酬に対する評価が低い現実があった。今回の評価を大切にしたい」と述べた。  なお、当日大久保会長は平成22年度診療報酬改定に関する見解を発表し、「疲弊の極みにある歯科医療の再生の大きなきっかけになると考え、新政権の英断を大きく評価したい」と述べている。 平成22年度診療報酬改定について 全体改定率 +0.19% 1 診療報酬本体 +1.55% 各科改定率 医科 +1.74%(入院 +3.03%、外来 +0.31%)          歯科 +2.09%          調剤 +0.52% 2 薬価改定率 ▲1.36% 薬価改定 ▲1.23%(薬価ベース ▲5.75%) 材料価格改定 ▲0.13%

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