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2010年1月21日

日歯、定例会見を開催

インプラントの使いまわしの記事・報道で日歯が見解を発表

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 さる1月21日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭、大久保会長は平成22年度診療報酬改定の歯科の改定率が2.09%になったことについて言及し、「(2.09%は)歯科医療に対する与党の政策提案の数字であるから、それを大事にしながら、今後も歯科医療の主張を続けていく」と述べた。

 引き続き宮村一弘副会長は、新聞・雑誌などで報道された愛知県内の歯科医院による「インプラントの使い回し」について、愛知県歯科医師会会長の立場として「全国の歯科医師のイメージを汚して申し訳ない」と陳謝。事実確認は現在調査中だが、「事実であるならば許しがたい行為。論外だ」と歯科医療に対する国民の信頼を損ねる行為に対して口調を強めた。日歯は同日都道府県歯会長宛に見解を通知し、今後は事実確認の結果を受けて愛知県歯科医師会と連携し対応していくとのこと。

 その後、近藤勝洪副会長は日歯レセコンASPサービス「レセック」に関する基本契約書などが同日開催された理事会で承認されたことを報告した。なお翌22日(金)から申し込み受付を開始し、サービス提供の開始は2月1日(月)を予定しているとのこと。