さる12月11日（土）、12日（日）の両日、三菱重工横浜ビル（神奈川県）において、「第17回CID（Center of Implant Dentistry）年次総会」（顧問代表：勝山英明氏）が約100名の参加者を集め、盛大に開催された。本会はきたる2011年12月に開催される「CID10周年記念大会」に向けた選考も兼ねており、非常にハイレベルな内容となった。

　Long-term resultsセッションでは、インプラント咬合、骨造成、インプラント周囲炎などについて黒江敏史氏（山形県開業）、栗林伸之氏（神奈川県開業）、高野清史氏（福島県開業）、中島　康氏（大阪府開業）が講演。

　Futureセッションでは、フラップレス埋入、骨補填材料、インプラント補綴などについて田中譲治氏（千葉県開業）、上浦庸司氏（北海道開業）、前田潤一郎氏（京都府開業）が講演。

　Contemporaryでは、インターディシプリナリー、マイクロサージェリー、ガイディットサージェリー、CAD/CAMなどについて岡田素平太氏（東京都開業）、吉谷正純氏（北海道開業）、中島和敏氏（奈良県開業）、福岡幸伸氏（三重県開業）、中田光太郎（京都府開業）、小川秀仁氏（埼玉県開業）、千　栄寿氏（神奈川県開業）、月岡庸之氏（東京都開業）、林　秀一（奈良県開業）、北條正秋（神奈川県勤務）がそれぞれ講演を行った。

　そのほかに、アクティブ選抜、フレッシュマン推薦での講演も行われ、本会が力を入れている「世界に羽ばたく新人育成」が強く感じ取れるものとなった。