2011年6月2日掲載

東日本大震災関連の議案を中心に協議

<font color='green'><b>日歯、第168回臨時代議員会を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、第168回臨時代議員会を開催</b></font>
 さる6月2日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男氏)による第168回臨時代議員会が開催された。  会場では、まず東日本大震災により亡くなられた会員に対して黙祷が捧げられた。その後、第1号議案「日本歯科医師会代議員会議長及び副議長の選挙」が行われ、議長に右田信行氏(山口県)、副議長に杉山義祥氏(神奈川県)が決定した。  大久保会長は挨拶のなかで、東日本大震災による被害状況を報告したほか、現在も身元確認作業など被災地で活動している会員に対して感謝の意を示し、一日も早い復興に向けて対応していくとした。また、岩手・宮城・福島の被災3県を代表して箱崎守男氏(岩手県歯科医師会会長)が、日歯をはじめ他団体からのこれまでの支援に対してお礼の言葉を述べた。  その後は、被災会員会費の減免や福祉共済金支給に関する特別措置など、震災関連の議案4題が上程され、いずれの議案も承認された。  代議員会終了後、ホテルニューオータニにて「被災地復興に向けて元気を送る会」が開催され、日歯役員および日本歯科医師連盟の役員ほか、多数の歯科関係者が参集し、被災地に向けてエールを送った。  なお、5月31日までの募金期間となっていた東日本大震災の義援金については、約3億円となったことが発表された。

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