2013年6月30日掲載

高橋 健氏と枝川智之氏が講演を行う

<font color='green'><b>MCS陶友会講演会「審美と機能の今。」開催</b></font>

<font color='green'><b>MCS陶友会講演会「審美と機能の今。」開催</b></font>
 さる6月30日(日)、東京医科歯科大学(東京都)において、MCS陶友会講演会「審美と機能の今。」(MCS陶友会役員会主催)が開催され、119名が参集した。MCS陶友会(齋藤俊哉会長)とは、マスターセラミストスクール(三善由高所長)の卒業生や三善氏の門下生などによって発足したスタディグループである。今回は、高橋 健氏(Dental Laboratory Smile Exchange)と枝川智之氏(PASHAデンタルラボラトリー)を講師に迎え、講演会が行われた。  三善氏の挨拶の後、高橋氏は「Esthetic Approach in Clinical Dentistry」という演題で、補綴修復治療において、歯科技工士が診査診断からかかわる重要性を、豊富な臨床例を用いて解説した。次に枝川氏が「審美補綴に光を与えるための光のコントロールと審美インプラント治療の流れ」という演題で、メタルセラミックスとオールセラミックスの明度のコントロールの考え方の違い、マメロンのキャラクターの付与、インプラント技工における審美、について解説した。   本講演会には、学生を含め、比較的若い歯科技工士が多く参加していたため、両氏の講演はそれを意識した構成となっていた。両氏の豊富な知識と確かな技術は、参加者にとって非常に良い刺激になったであろうと思われる。なお、MCS陶友会講演会は来年も開催される予定であるという。

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