学会|2025年6月26日掲載

「2040年への歯科イノベーションロードマップ―未来の口腔医療 その現在地―」をテーマに、天野敦雄氏ら10名が登壇

日本歯科医学会、大阪・関西万博でシンポジウムを開催

日本歯科医学会、大阪・関西万博でシンポジウムを開催

 さる6月26日(木)、大阪・関西万博において、日本歯科医学会(住友雅人会長)は「2040年への歯科イノベーションロードマップ―未来の口腔医療 その現在地―」をテーマにシンポジウムを開催し、悪天候のなかにもかかわらず現地には多数の参加者が訪れたほか、YouTubeによるLive配信も行われた。

 会場では、天野敦雄氏(日本歯科医学会総務理事、大阪大学)による司会進行のもと、天野氏を含む演者10名による講演が行われた。本年は日本歯科医学会が掲げる「2040年への歯科イノベーションロードマップ」の第Ⅰ期終了年であり、現在までに発展している歯科イノベーションとして、幹細胞を活用した歯科医療や唾液検査、AIを活用したデンタルチェア、口腔診断アプリなど、具体的な取り組みが披露された。

 最後に、天野氏は「人生100年を楽しく過ごしていただけるよう、歯科がサポートしていきたい。これからの歯科におおいに期待していただきたい」とまとめた。

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